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僕の旅 その1

9月の頭に5日間お休みを頂きまして青森から京都へ自転車と鉄道で帰ってくるという一人旅をさせてもらいました。最初は青森から秋田までの五能線に乗るために東北へ行ってあとは鉄道だけで帰ってくるようにしようかと考えていたのですが、北海道出身で東北をスーパーカブで旅したことのあるお客様に「絶対自転車持って行った方がいいよ」と言われ、それもそうだなと予定を大幅に変えて、しかもホテルはやめてキャンプにすることに。結局は1日だけネットカフェに泊まることになってしまったのですが、あとはキャンプ&野宿というちょっとワイルドな旅になりました。

キャンプなんてやったことない僕は何も持っていなかったので「MSRかlunar soloか。。。?MSRや!」とテントを買い「チタンかステンか。。。?チタンや!」とシエラカップとストーブを買い、もうここまでくるとお金の事をあまり考えないようになってました。必要であろうものすべてポチッとw来月の請求が怖いです。しかしこれも自分の残された人生の時間を考えればどうって事ありません。いつでもできる事なので「やるぞ!」ってなったこのタイミングでやらないと一生やらないのですから。

そして出発の数日前に自転車を青森(下北のヤマト運輸の営業所)へ送り僕の旅がスタートしました。

 

1日目の前の晩、当日の朝にMKタクシーに迎えに来てもらおうとお願いするも「その日はもういっぱいです」との事、考えた結果、関空に前泊する事に決定。なので前日の夜から僕の旅が始まった。とりあえず時間的な事もあり、家から街までタクシーに乗る、タクシーの運ちゃんにお見合い結婚がいかに素晴らしいか聞く。お金払っても一向にトークが終わらず下ろしてもらえなかった。なかなか好スタートではないか?

電車を乗り継いで関空に到着、意外に近いもんなんだなぁと感じる。

関空ではラウンジで寝ようと考えていたけど、ターミナルのベンチの多民族感がなんだか楽しそうだったので外国人と並んで寝てみた。荷物もバックパック一つだったからそれを枕にしていたし盗難に合う心配はなし、周りにはたくさん人がいるからか普段家で一人で寝ている時よりも安心感があった。次もあれがいいな。

 

 

1日目、時間的にはあまり寝ていないが、旅の興奮からか朝から元気だ。安く行く事も旅のテーマだったから航空会社はPeachにしたけど後でやっちまったなと気づく。チケットを取った時は青森に空港があるなんて知らなかったから関空〜仙台を飛行機、仙台〜八戸を東北新幹線という何ともお粗末なルートになってしまったのだ。。勉強になった。でも結果的に東北新幹線に乗れた事はもの凄く嬉しい。そういえば飛行機に乗る直前にデカいマスクの人が近寄ってきて、何?何!?ってなったけどマスク取ったら知り合いの女性で、こんなこともあるんだなぁと。これで飛行機が隣の席なら求婚してた。

八戸で鯖ラーメンを食べた。醤油ラーメンの上に焼いた鯖がのっている至って普通のラーメンだった。横にあったタッコーラなるニンニク入りの炭酸飲料は怖すぎて手が出せなかった。これはもし次行っても飲まないと思う。お昼を食べてからローカル線に乗り下北へ向かう。ここの路線は全く気にもしていなかったのに単線の素敵な路線だった。ところどころ見える海がなんとも寂しくて良い。

下北へ到着し自転車をピックして、いざ恐山へ!このためにスプロケを11-28に変えたのだ!!

駅から霊場恐山までは十数キロ、これは余裕だなと思って登り始めたらまぁ登りの長いこと。その日は霧が凄くてそして軽く雨も降ってたからかなりの絶望感、恐山っていうだけのことはある。しばらく進むと硫黄の匂いがしてきて、さらに進むとそれらしい風景に変わっていった。出発前にパソコンでグーグルマップを見ていて恐山温泉なるものを見つけてはいたがそこまでの道がないなと思っていたら敷地内に掘建小屋があってそこのことだった。もちろん入る(ちなみに無料)体をサッと流して入り、先に来られてた方に写真を撮ってもらい、そして近くの温泉(かっぱの湯)が先の台風で入れなくなっている事を教えてもらった。

地獄めぐりを終え、再び自転車に乗る。荷物をまとめているとバスの運転手さんが話しかけてきたけど半分も理解できない。本当に青森に来たんだなと感じる。

本当は山を降りる途中にあるキャンプ場で一泊する予定だったが、周辺にスーパーやコンビニがなく、仕方なく一度麓の町まで行く事に。雨が降り、街灯も少なく、車通りもほとんどない山道は思っている以上にブレーキシューと心を削っていく。麓に着く頃には完全に心を折られ、そのキャンプ場は諦める事にしていた。

しばらく走り見つけたスーパーでカップ麺を食べながらおじさんと話す。そこのおじさんは僕に合わせてくれたのか標準語っぽく話してくれたから助かった。休む場所がないならこのお店の北にある公園で休むといいよと教えてくれた。ありがとう。

カップ麺を食べて回復、ここまで来て小雨程度で大間をあきらめるんか!?と自分に喝を入れ再び走り始める。さっきとは別の真っ暗な峠を越え海岸沿いをひたすらまっすぐ走ること2、3時間、やっとついた本州最北端でマグロの町「大間」!ここまできたらマグロでも!と思ったが、夜遅いしコンビニしかやっていなくて、ご当地っぽいパンを食べてから調べてあった大間キャンプ場へ向かう。程なく到着、暗さと人気の無さにすぐさま退散。ここで大間に心落ち着く場所がないことに気づき、じっとしているよりも自転車乗っている方がマシだと再び走りだす。スーパーのおじさんが教えてくれた公園へ。

また2、3時間かけて戻って公園へ行ってみる。街灯一つなく真っ暗。諦めた。

いったいどこへ行けば休めるのかな。。。と思いながら雨の中をひた走る。また2時間ほど走っただろうか、ようやくコンビニがあった。そしてその隣に明るい駐車場があり、屋根付きのベンチまで。ここしかないと決めてエマージェンシーブランケットに包まって就寝。人生初野宿である。

 

 

posted by kitsoune 17:15comments(0)trackbacks(0)


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